鬼畜なMy執事~エンジェル~
部屋に入ると、乱れたベッドの上。


お嬢様が屈む様に、俯かれて居ました。


長い栗色の髪の毛が乱れて居ます。


「…どうかなさいましたか?お腹が痛みますか?それとも、気分がお悪いのですか?」


私は素早く、お嬢様の右手首に指を当てます。


脈拍は、問題有りませんね。


「…っ両方よ。」


お嬢様は、本当に。


お身体が弱くていらっしゃいますから…。
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