遊び人な彼に恋しました。
どうする?
話しかけるか?
イヤ、でも……
「今日は音色ちゃんと帰らないの?」
――ドキッ
まさかさくらから話しかけてくるとは思ってなく、胸が跳ねた
「あ、あぁ、今日は委員会だから待ってんだ。」
出来るだけ冷静を装った
「そっか、やっぱり一緒に帰ってるんだ……」
「まぁ―…」
たった少しの会話が続かない……
前はこんなことなかった……
2人で笑い合って、話して、バカみたいに言い合いをした……
なのに今は……
「「………」」
お互いに重い空気しか流れない……