遊び人な彼に恋しました。


「あれ?あんたたち仲直りしたの?」


「「えっ!?」」



瑞希があたしと春を交互に見ながら不思議そうに言った。



そんな瑞希に何て言ったらいいか分からなくて、春と顔を見合せる。


「えっ?なに、何!?何があったの!?」


「あ、あの……///」



「さくら、俺から言うから」


「えっ……何。この甘い雰囲気は……」



いつの間にかクラスメイトからの注目も浴びていた


――ギュッ



へっ///!?


春によって繋がれた右手


「実は俺たちさ……」


っ―……


「付き合っ…「えぇ――っ!?さくらちゃんと春付き合ってんのっ!?」



――ズルッ


まさかの割り込みにクラス皆が肩を落とした。



「っ〜〜拓海っ!!」


春がおもいっきり怒る



「あ、あれ?なんか俺間違った?」


「はぁ―……」


春が隣で肩を落とす



「ははっ……」



拓海くんのおかげでちょっと心に余裕が出来た



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