遊び人な彼に恋しました。


「そんなに赤くなるなよ……」


「へっ!?///」



そ、そんなに赤い!?


「こっちまで照れるじゃねぇかよ」



「っ―///は…「は―いっ。そろそろ始めていいかな?」


「「っ///」」



担任が教卓のところで呆れたように、あたしたちを見ていた



担任だけではなく、クラスからもクスクス笑い声が聞こえた


そんな状況に、あたしと春はただうつ向くしかなかった



――――――――――……


「じゃあさくら、委員会終わったら生徒会室に迎えにいくよ」


「うんっ」



そう言って教室を出ていった春の背中を、ただ見つめていた


――バシッ


「痛っ!!」



背中に走った鋭い痛み。


「な〜に、ニヤけてんのよ。」


「み、瑞希!」



ってことは背中の激痛は瑞希が原因か……


「幸せそうね〜。よかったね〜〜」



「み、瑞希……」


「ん――?」


「言ってることとやってることが……」



ニコニコ笑ってるのに、足をムギュムギュと踏んでくる。


普通に痛いから……



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