遊び人な彼に恋しました。


「おっ!英雄が帰って来たぞ!!」


クラスメイトが騒ぐと、一気に周りから歓声が上がる


「よくやったな!春!」


「当たり前だ。」


「すげぇ―よ!春」


「サンキュ」


「バスケ部のエースなだけあるなっ!」


「ふっ、余計なお世話だよ」


クラスメイトをかき分けながら、春がニコニコしながら近づいてくる。


「っ……春……」


「さくら!ちゃんと見てたか!?」


「うん」


「カッコよかっただろ?」



満足げにニヤリと春が笑う。


「うん……カッコよかったよ。」


「っ///」



あれ?赤くなった?


「ほら、春、照れてんなよ―」


へ?


「っ///うるせぇな!照れてねぇよ!!」


「へ!?春!?」



グイッと手を引かれ、そのまま引っ張られる


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