遊び人な彼に恋しました。


「おいおい、小百合。お前はあんまり無理するなよ」


おっ!和ちゃんナイス!!


「えぇ~なんで~~」


「なんでって……、今日はそのために来たんじゃないんだろ?」


「あっ!そうだった!!」


新婚さんの2人はまだ結婚式は挙げてないものの、籍だけ入れて同棲している。

その2人が実家に来たということは、何かあると思ってたけど……


「悪いな、さくら。小百合は今安静にしなくちゃいけないんだ。」


「え?」


「お腹の中の子供を一番優先してもらわないとな」


……え?


「お、お姉ちゃん妊娠したの!?」


「えへっ////」


頬をほんのりピンク色に染めて、嬉しそうに微笑んだ小百合姉。



うわっ……本当なんだ!!


「おめでと―っ!よかったね―っ!!」


ソファーから立ち上がって、小百合姉の手を握った。

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