遊び人な彼に恋しました。
「そうなんだ~」
イヤイヤ!納得しないで!!
「花ちゃ―ん。帰るわよ~」
「あっ、ママだ!!」
遠くから呼ぶお母さんらしき人のところに走っていってしまった女の子。
「は、春!!一体何を教えてるのよ!!」
「ごめん、ごめん。まさか信じるなんて思わなくてさ」
絶対悪いなんて思ってない!!
「あっ、そういえば今週の土曜日暇か?」
「土曜日はクラス会があるって前に言ってたでしょ?」
「そういえば……そうだったような…」
忘れてるな……
「何かあったの?」
「いや、別に大したことじゃないんだ。ただ暇なら遊びにでも行くかなって。まぁ、また今度行くか」
「ごめんね」
「いいよ。クラス会、楽しんでこいよ」
「うんっ!!」