遊び人な彼に恋しました。


セミロングの髪の毛があたしの頬を撫でる



「うんっ。何とか間に合ったよ。」



彼のおかげで……


「ほらっ!クラスに行こっ。さくらもあたしも2組だからさ♪」



「えっ?そうなの?」



「さっき、掲示板で確かめてたから♪」


そうなんだ―…


でも瑞希と同じクラスでよかった―



それから瑞希と2組に向かった


クラスにはもうたくさんの人がいて、賑やかだった



知らない人ばっかりだ―…



本当によかった……瑞希が居てくれて……


「あっ、席そこみたいだね。」



黒板に書いてある座席順を見て、そう言った瑞希


えっと―…あたしは……


ラッキー♪窓側じゃん♪



瑞希とは離れちゃったけど、窓側の後ろは楽だしいいや♪



ルンルン気分で席に座った


――ガラッ


その時開いたドア



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