遊び人な彼に恋しました。


「もう一度聞くけど、さくらちゃんはお前の何?」


「な、何って……だから、女友達…「本当に?」



本当に?ってなんだよ……


「さくらは俺の……」


俺の………?



「ふっ、若いなぁ―…高校生♪」


「は!?」



意味のわからないことを。

「まぁ、そんな焦るな。大人になるにはまだ時間があるからさ」


さっきから何が言いたいんだ?


つ―か兄貴も俺と2つしか変わらねぇじゃん。



「はぁ―…、俺風呂入ってくる……」


兄貴の相手は疲れる。



「あっ、そうだ、春」


「あ?」



「さくらちゃんがダメなら、さくらちゃんのお姉さんでも…――バンッ


リビングのドアをおもいっきり閉めた



はぁ―…さくらの次はさくらの姉貴って……


あのタラシ……


さくらのお姉さんは俺らの5つ上


俺の兄貴とたったの3歳差なのに、なんであそこまで違うんだ?


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