恋が降った日
第1章

隣の席

朝起きて、学校行って、部活やって・・・


友達と馬鹿やって、喋って



時には寝たり。



学校はあたしにとってそんなものだった。




大スキな友達と喋ることはすごぃ楽しいし!!!




べんきょうは面倒くさいけどそれなりにはできたし♪









『おはょ!!!心樹ッ!!!』




「ぁ、おはよー」




毎朝のようにあたしはあいさつをして自分の席に着いた。




今、あいさつをしたのは隣の席の男子、平田 心樹((ヒラタ シンジュ))



心の樹と書いて、しんじゅと読む。





あたしはけっこう男子と仲よく喋れるほうだったため、ほとんど男子を呼び捨てにさせてもらってる。


逆に男子もあたしの事を呼び捨てだった。





藤谷 愛紗((フジタニ アイサ))


これがあたしの名前。
< 8 / 57 >

この作品をシェア

pagetop