不思議の国はいかが?
~Wondar Landへ ようこそ!~
Trip 2.衝撃~おとぎ話の国へのチケット~
そして、リディアお祖母様が
眠られてからもうかれこれ
十年の月日が流れた……。
――そんなある日……。
自分の屋敷の庭を
散策していると
目の前に見覚えのない
‘温室’が見えてきた。
そこに吸い寄せられるかの様に
近づこうとしたその時……
―“アリス”!
そこに近づいてはダメ!!―
また以前と同じ声の主が
危険を知らせるかの如く
頭の中を電気が走り抜けた。
アリス「痛……ッ!
急に……頭の中に声が……。
……一体誰なの?
私の頭の中に直接
話しかけてくるのは??
正体を現してよ!!」
私がそう叫んでも
この時はそれきり
声は聞こえなくなった……。
私が、仕方なく自分の部屋に
戻ろうと踵を返したその時、
何故か幼い頃に
リディアお祖母様が
話してくれたあのお話が
脳裏をよぎった。
アリス「……何で今になって
あのお話を思い出すの?
何かの警告??それとも――」
私がそう言いかけたその時――
――…チリーン…――
背後から鈴の音が聞こえて
私は、不意に後ろを
振り向いてしまった。
……今思えば、それが
いけなかったのかも……。
眠られてからもうかれこれ
十年の月日が流れた……。
――そんなある日……。
自分の屋敷の庭を
散策していると
目の前に見覚えのない
‘温室’が見えてきた。
そこに吸い寄せられるかの様に
近づこうとしたその時……
―“アリス”!
そこに近づいてはダメ!!―
また以前と同じ声の主が
危険を知らせるかの如く
頭の中を電気が走り抜けた。
アリス「痛……ッ!
急に……頭の中に声が……。
……一体誰なの?
私の頭の中に直接
話しかけてくるのは??
正体を現してよ!!」
私がそう叫んでも
この時はそれきり
声は聞こえなくなった……。
私が、仕方なく自分の部屋に
戻ろうと踵を返したその時、
何故か幼い頃に
リディアお祖母様が
話してくれたあのお話が
脳裏をよぎった。
アリス「……何で今になって
あのお話を思い出すの?
何かの警告??それとも――」
私がそう言いかけたその時――
――…チリーン…――
背後から鈴の音が聞こえて
私は、不意に後ろを
振り向いてしまった。
……今思えば、それが
いけなかったのかも……。