悪女〜ある愛のカタチ〜
排卵日…彼に…伝えなきゃ

でも…意識が飛び飛びで…


ダメだ 流されちゃう



欲しくてたまらない

言えない 彼に 今 言えない



激しく後ろから突かれながら


私はもう…もうろうとしている


ベッドが激しくきしむのも


隣の部屋の人のことも


わからなくなった瞬間


彼は私の背中を優しく押して…


彼の温かいものが たくさん背中に流れていく



わかってたのね…



有り難う…

私の身体を優しく拭いて 髪を撫で


抱き締めてくれた
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