いつか、きっと。


…意味わからなかったけど。
あまりに先輩が勝ち誇ったような
なんにも勝ってないのに
笑みを浮かべちゃってるし。

女子とあんま話さないから
とりあえず言われたとおりにするのが
無難だと思い
岩塩飴を受け取った。


「いいか?はじめは名前を
呼んで振り返らせるんだぞ?」


…よくわからないアドバイスを
耳に入れつつ、
控え室に戻った。





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