いつか、きっと。
「何~~?」
私の問いかけに答えるでもなく
直樹は冷蔵庫に向かって
麦茶を飲んでテーブルに置いた。
「っぷはぁー、生き返った」
…要するに麦茶を
飲みに来ただけってか。
ほんとに直樹の行動は意味が
わからない。
「はい、じゃ~ばいばい。
私そろそろ出かけるから…」
…そこまでいって
服を悩んでることを思い出した。
直樹を見て、考えて、
直樹を見て、考えて。
直樹が頭の上に?を
出したところで、
まぁ一人で考えるよりか…と
助けてもらうことにした。
「とにかく、上に来て」
それだけいって
全速力で部屋に向かった。