いつか、きっと。
_____________
すっかり晴れて
良いサッカー観戦日和
になった。
横では客席から
身を乗り出して愁くんと
話す紗耶がいた。
「愁!負けたらジュース」
本当に笑顔の紗耶は
可愛い、モデルとか
そんな可愛さじゃなくて
愛らしさがある。
「じゃあ勝ったら
俺に紗耶をくれよー」
ぶっ、
別に何も飲んでないから
何も出ないけど
吹き出した。
紗耶はさっきと変わらず
笑顔で笑っている。
「それは無理~、
私面食いだから」
…見事なまでに斬られた
けど愁くんも苦笑いし
ウォーミングアップに
戻っていった。
「どこにしよっか?」
にこにこ聞いてくる紗耶。
天然の威力恐るべし。
何度愁くんがアピール
してもふざけだと思って
見事なスルーを連発。
今日断ったのだって
紗耶にしては冗談だと
思っているから。
…紗耶に悪気はないんだ
頑張れ、愁くん。
心の中でそう応援し、
紗耶と話していると
試合が始まった。
すっかり晴れて
良いサッカー観戦日和
になった。
横では客席から
身を乗り出して愁くんと
話す紗耶がいた。
「愁!負けたらジュース」
本当に笑顔の紗耶は
可愛い、モデルとか
そんな可愛さじゃなくて
愛らしさがある。
「じゃあ勝ったら
俺に紗耶をくれよー」
ぶっ、
別に何も飲んでないから
何も出ないけど
吹き出した。
紗耶はさっきと変わらず
笑顔で笑っている。
「それは無理~、
私面食いだから」
…見事なまでに斬られた
けど愁くんも苦笑いし
ウォーミングアップに
戻っていった。
「どこにしよっか?」
にこにこ聞いてくる紗耶。
天然の威力恐るべし。
何度愁くんがアピール
してもふざけだと思って
見事なスルーを連発。
今日断ったのだって
紗耶にしては冗談だと
思っているから。
…紗耶に悪気はないんだ
頑張れ、愁くん。
心の中でそう応援し、
紗耶と話していると
試合が始まった。