+ love song +
「すまん待たせたな。
爽歌。こっち乗れよ」
と言い兄さんが助手席のドアを開ける。
『ありがとう。
でも父さんの車に乗せてもらう。
ちょっと頼みごとしてるし
だから代わりに大翔乗せてあげて。』
「えっ俺っ!?;;」
いきなりの指名に驚く大翔。
「っ……分かった。
じゃあ俺達は親父の後ろついてるから」
『うん。
ありがと。』
「はっ?ちょま、なんで俺が兄貴のに乗んなっ「良いから乗れ。」
そういうと兄さんは無理やり大翔の腕を掴み助手席ではなく後部座席に乗せた。
……ありがとう。
心の中でそう呟いてから父さんの車に乗り込み
私達は学園を後にした。
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