+ love song +
 


『なら良いけど…』


「て、ってか、
俺達って何処に住むんだ?」


と、大翔が二人に問い掛ける。


「何処って……

和哉の家で
また家族4人で暮らすんだ!」


『ふ~ん
そうな「え"ぇ"ーーーーーーーーーーーーー!?!?;;」


と、いきなり大きな声を出す大翔。

しかもかなりうろたえてるし。


「えっ、ちょまっ……えっ?;
マジで?;
兄貴一人暮らしとかじゃねぇの?;;」


「俺も最初はそのつもりだったんだが、
後々考えてみたら……」

と、一旦言葉を切り、
大翔に近付き、小さな声で


「今までお前一人に、
爽歌を独り占めされてたからな。

一緒に暮らせば妨害できるし、
それに何より、

爽歌と一緒に居たいしな。」


何かを言い終えた兄さんと
耳打ちされた大翔が何故かソファーに座っている私を見つめた。


『?…なに?』


疑問に思った私は、首を傾げる。

質問の返事を貰えると思ったら
何故か二人は


「「/////」」


と顔を赤くしただけだった。


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