強くて弱い誰かのおはなし
悲しくなかった。
それが答えだったから。

悲しくなかった。
それが全てだったから。

世界が狂ってるって思うしかなかった。
ほんとはとっても辛かったのに下手に虚勢を張って
月日は無情に流れていく中、取り残された一人の女の子。
それが主人公。

名前は・・・、名前はそう、キユ。
キユは強いけどとても弱い女の子。
回りの皆を好きでいたい。
だから泣かない、と決めて自分を犠牲にしてしまう女の子。
だからいつも笑ってて能天気でドジでバカな子ってイメージが強い。
読書したり歌ったりギター弾いたりするのが趣味。

そして時々思い出す、最悪な記憶。
悲しい、そして辛い思い出たち。
そして楽しいと感じられる今。
これはそれを綴ったおはなし。
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