愛しの姫の攻略方法
「あ~おいしかった!
いかやき!」
あたし達は、いっぱい屋台をまわって、いっぱい食べて、いっぱい遊んで、いっぱい話をした。
「百優~
いかやき、何個食った?」
「4個☆」
「どんだけいかやき好きなんだよ!?」
だって~
おいしいんだもん。
まだ食べれるよ!?
お金ないから買わないだけ。
「太るぞ?」
「ははは~!」
笑って誤魔化したけど、あたし食べても太らないタイプなんだよね。
言ったら嫌味みたいだから言わないけど。
「てか、崎本だって、色々と食べてたじゃん!」
「あんぐらい普通だって。
俺だって男だぜぇ?」
ふ、普通なのか…
半端ない量食べてたけど。
てかあの量はどこに入ってるんだろう?
…その時。
ドーーーーンッ!
…と急に、音がなった。