愛しの姫の攻略方法


「金なんか要らねえ。
俺は、お前が欲しいんだよ。」



…っ////



「ああああんた…
よくそんなことを照れもせず…」


そっと逢沢の顔を除くと、真っ赤だった。

やっぱ照れるんだ。




「絶対俺のこと好きにさせてみせるからな。」


なっ…!?


「何の宣言よ!?」


「うっせえ。
…帰る。」


ちょ、ちょっと待てぃー!!


「図書委員の仕事は!?」


つか元々それするために居るんですけど。


「あぁ…
それ嘘。」


嘘!?


「なんでそんな嘘つくのよ!?」


「…な、なんだっていいだろ!」


よくなーい!

嘘つきは泥棒の始まり!



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