アイツと私の婚約ドタバタ生活
5話
お久しぶりです。千景です。只今、隣で寝ている真也を見て混乱しています。
昨日の記憶がございません
気が付いたらこの状況。さて…どうしましょう。
え?異常に落ち着いてるって?そりゃ予想を上回り、許容範囲を超えればヒートアップして逆に落ち着いて、何も考えられなくなります
「……う~ん…」
全く思い出せない…。私はいったい何をしたんだ?なに?小説とかでよくあるけど…まさかお酒でも飲んだ?いや、平日なのに飲まないだろ。っていうか学校行ったっけ?
「真也…真也!!!」
「ごぺ!」
真也のおなかに私のこぶしがダイブ!!じゃなくて…めり込む。
私は真也を叩き起こす。いや、この場合殴り起こすか。丁度学校行く時間だしね