太陽の下、ビー玉の色。
鈴奈「やっと見つけた。」


春香「れいちゃん?
…何かあった?」


鈴奈「…そういうんじゃないけど…。」


春香「落ち込んで泣いてると思った?」


鈴奈「……。」


春香「すごかったでしょ?
私への批判。」


鈴奈「…ごめん。
否定できない。」


春香「分かってる。
彼氏の葬式に顔色一つ変えないで出て
遺影の前で笑顔見せる彼女なんていないでしょ…。」


鈴奈「………。」


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