太陽の下、ビー玉の色。

春香「でも…
私が悲しんだりしたら…
陽はきっといつまでも逝けないから…。」


鈴奈「…春香…。」


春香「だからね！
泣かないって決めたんだ！
私は陽が居なきゃ寂しいけど
それじゃあ何時までたっても陽が安心出来ないから。」


鈴奈「…。」


春香「私の独りよがりでいいんだ。
それで陽が安心して逝けるならなんでも…。」


鈴奈「…馬鹿。」


春香「…馬鹿だよ。
…知ってるもん…。」


鈴奈「…何かあったら言いなよ？
別にアンタがどうしようとあんたの勝手だけどさ…
一応アンタのこと友達だと思ってんだから…。」