太陽の下、ビー玉の色。
「ははっ!
了解。」


春香「…えっ?」


陽が透けて見える。


「…もう逝かなきゃいけねーみたいだ…。」


春香「…陽っ!?…陽っ!
もう…いくの?」


「…ああ。
これ…つけてて?」


陽はそう言って指輪を私の指にはめた。


「クリスマスにあげたかったんだけどな…。
…そんな顔すんなって。
大丈夫。
ちゃんと待ってるから。」
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