太陽の下、ビー玉の色。
灰色ビー玉






いつもぶつかり合ってばかりで


でも心は感じてた。


目には見えない温もりを。


貴方だって同じだったはず。


ゆっくりと流れてく砂時計みたいに


私はこの時間を
ただただ眺めて居た。


ビー玉が机から落ちたのも拾わずに。



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