太陽の下、ビー玉の色。
「春香…?
落ち着いて聞いてね?」


春香「…うん?」


「お隣の息子さんが亡くなったのよ…。」


春香「…えっ?」


「最近仲良かったのに残念だけど…。」


春香「それって陽のこと…?」


お母さんは静かに頷いた。


あぁ…。


なんだ…。


死んだんだ。

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