あなたとあたし
んっっ!!
大輔とは小学校から今までずっと同じクラスだった

「また同じクラスなんだー!!」

「そーだなぁー
 まさに腐れ縁だなっっ」

ご機嫌の大輔は笑いながらそんなことを言ってきた

「ねぇー
 大輔なんかイイ事あったのー?」
気になったので大輔に聞いてみた
すると大輔は顔を真っ赤にして「なんでもねーよ」
って言って先先歩き出した。

「ふーん」
これ以上聞いたら怒られそうだったので聞かないことにした


体育館にはいると先輩方がクラス順に並んでくださいと
叫んでいた。


「えーと
 3組3組ー」

背の高い大輔はあたりを見渡しながら並ぶ場所を探していた。




「きゃー」
また聞こえた女の子たちの黄色い声
大輔は相当驚いたのか
女の子たちの声が聞こえた方を見た


「あっっ」
そこにいたのはさっき女の子に囲まれて不機嫌そうにしていた
男の人だった。

「お前あいつのこと知ってんのかぁー?」
不思議そうな顔をしながら大輔がきいてきた。

「ううん
 知り合いじゃないよ!さっき大輔を待ってるとき見たの!!」

「ふーん」
納得したのかまた私たちの並ぶところを探し出した





「あったあった!!
桃花はもっと前だろっっ!!」

大輔に言われるまま自分の席についてボーとしていたら



「ねー!!
あの人彼氏ー?」

「えっっ」

目が大きくて栗色の短い髪の毛をした
かわいい女の子が話かけていた


「あっっ!初めまして同じクラスの北村ゆいです。
よろしくね♪」

笑った顔もかわいいなぁー
ぼーと見てたらゆいちゃんが「んっ」と首を横にひねった





「あっ!はじめまして橘桃花れす。」

あっっ!!
かんじゃったっっ((汗

ゆいちゃんは「れす」だってと笑っていた















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