セブンデイズ・リミテッド(仮)
存在理由
夢を――見ていた。
それは遠い、過去の出来事。
人として過ごした日々。
あれは本当に私だったのかって、時々思う。
そしてもう――戻ることはできないんだと、改めて理解していた。
目覚めの度に、この夢を見る。
それは、忘れない為に繰り返される。
私の罪を。
私の矛盾を。
終わることなんて、たぶんないのだろう。
可能性があるとすれば、命を断つか、戦いに負けること。
でも残念ながら、そんな権利は持っていない。
私にできるのはただ一つ。
主の命に従うことのみ。
さぁ――仕事を始めよう。