【短編】好き。
☆おまけ☆
「なぁ、こんなことしてて先生来たらヤバくね?」
た、確かに……。
キスなんかしてる場合じゃない。
舞い上がって忘れてたけど、翔平……退学になるかもしれないんだよね。
あたしのせいで。
うわぁーん!
本当に退学になったらあたし、罪悪感で翔平と付き合えないんだけど。
「大丈夫。とりあえず綾は帰れ……な?」
「靴箱んとこで待ってる……」
「帰したくねぇな」
あたしだって……
でも、溢れる気持ちをおさえてあたしは生徒指導室を出た。
神様 仏様 女神様
翔平を退学にしないでください。
お願いします!!