お兄ちゃんは総長!?
病室につくと俺の姿を見て目を見開く千夏の姿があった。
意外にも元気そうでよかったと思う。
でも、襲われたってことはそういうこと。
もし、もし…妊娠でもしてたらどうなるんだよ。
とか思ってる俺もいる。
そして、俺は千夏に伝えた。
黒炎に入ると。
反応は想像していた通り。
千夏、俺はだれになんと言われようとお前を守るためなら…なんだってしてぇんだよ。
叶わない恋だとしても、お前は大事な奴には変わりねぇからな。
俺が、お前に気持ちを伝えることはねぇけど。
お前のこといつも守ってやりてぇと思ってる。
頼れよ―…