お兄ちゃんは総長!?


次の日の朝、千夏が起こしにきた。

けれども俺はその時既に起きていた。
床で寝てたのはなんでかしんねー…寝相わりぃのは確かかもな。



体を激しく揺さぶってくるけど、頑張って寝たふりを続けた。


そのうち、千夏が何か言おうとしたがなぜか何も言わなかった。


もし、俺があのまま起きてもどう反応すればわかんねーし、気まずいのやだしな。



つか、逆に俺が避けてんのかもしんねぇな。



だめだめじゃねぇか。


< 77 / 111 >

この作品をシェア

pagetop