愛してるを君に…

「やめっ…んんっ!!」
苦しくてまともに話すこともできない。
えらい。

「やめて、とかなら聞かねえよ?」
そうです。やめてって言いたいんだよ。
「あたっ…しは!
好きでもない人とこんな事したくない。
だから、正直…い……やだしっ!
……やめて欲しい…。」

言葉が詰まり詰まりになっちゃったけど、ちゃんと伝わったかな…。

「来い。」
そう言うと近藤はあたしの腕を掴んで家へと連れて行く。

「ちょっ!!な…何なの!」
やだ!!やだよお…っ!
「離してよおっ!」
あたしの目には涙が溜まっていた。
そんな抵抗も虚しくあたしは近藤の家の中。

ガチャリ
「な…何で鍵しめんのよ…」
怖いから…ほんとにやめてよお…。

「来い。」
乱暴にあたしの腕を掴んで二階に連れて行かれる。

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