愛してるを君に…
バトル開始??!
当たった奴は隣の奴。
近藤優磨
「ん??」
そう言ってあたしの顔をのぞく近藤。
「ちょ・・・何・・・」
「なーんだ、加藤じゃねーか」
奴は口角を上げて
あたしを見る。
「すっげえ、痛えんだけど?」
当たった所を摩りながら言ってくる。
「そう。それはごめんなさい。」
あたしは一応謝ってその場を離れようとする。
「待てって。」
近藤は、あたしの腕を掴んで言う。
「やめてっ!!」
勢いよく手を振りきる、あたし。
「あ~もしかして、」
そう言って近付いてくる近藤。
「来ないでよ!!」
あたしも一歩後ずさる。
「まだ俺の事怖いんだ」
そう言って肩に手を置く。
「やだって言ってるでしょ!!」
そう言って手を離そうとしても離れない。