Je suis amoureuse de toi!俺は貴男に恋してる!
教室に戻れば
山崎とゆう女は友達に囲まれていた。
笑っている
本当、日本人はよく分からない
ドンッ
「っー……悟」
「よー!どうしたぁ?!元気ないじゃん!」
柏野(カシノ)悟(サトル)
うるさく、おせっかいな奴。
だが、明るくて日本に来て一番最初にできた友人。
「重い」
悟は体重をかけるようにラールドにのしかかっていた
「おーわりぃわりぃ」
真剣に詫びを入れる事なく悟はラールド上からどいた
「ふー…重かった」
「あはは!で、ラルどうしたんだよ」
悟はラールドをラルと呼んでいる。
理由はまぁ、呼びやすいからだろう。
「どうしたって何が?」
「やー、何か浮かない顔してたからさ!」
悟は馬鹿っぽいが鋭い奴でもあるんだよな
「俺は大丈夫」
そぅ言ってラールドは軽く笑って見せた