Je suis amoureuse de toi!俺は貴男に恋してる!


真後ろからドスの聞いた声が聞こえ振り返ってみると


ボーズにグラサン…?


ちょい悪オヤジがいた。


「誰だって言っちょるじゃろーがぁ?」



「あ、俺ここに行きたいんですけど…」



そぅ言って琉架はラールドにも見せたチラシをちょい悪オヤジに見せた。



「あぁん?…おめー親父っさんの知り合いか?」



親父っさん?


「いや、親父っさんってゆーか、バイトの面接に…」



「!あぁ、おめーか!新しいお目付役は!」



お目付役?
まぁ、でもこの住所の場所の人らしいし…。



「そんな感じっす」



「すまねーなぁ!勘違いしちまったぜっ」



「勘違い?」



「あぁ!おめーも若狙いかと思ってよ」


若?
何、時代劇の話?
この人喋り方からしてこんなで歳も結構いってるっぽいし気にしなくて良いか。









「おー着いたぜ」



「あ…え」




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