Je suis amoureuse de toi!俺は貴男に恋してる!


目の前には
まさに時代劇とかに出てくるような門だった。



「すっげぇ」



「ははっだろ?さぁ入んな」



そぅ言うとちょい悪オヤジは重そうな木でできた門を片手で開き中へと入り、その後に琉架も続いて足を踏み入れた。




「なんだここ」



目の前には、広がる木に緑。足元は玄関まで石の道ができており、途中ある池には鯉が数匹泳いでいた。



「なんだって、そりゃおめー庭だろーがよ」



庭?!
この広さある場所が庭なのか?!


軽く象一匹は飼えんじゃねーかよ!



「別世界だ…」



すげー…。
こんな家の息子だったらめちゃくちゃ裕福じゃねーかよ…。
















「……るか?」




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