Je suis amoureuse de toi!俺は貴男に恋してる!
夜の庭は薄暗く
足元がよく見えない。
でもこの肌寒さと静けさは好き。
「なぁラールド」
「ん?」
「あの人って誰?」
「あぁ、父親」
本当は認めたくないけど。
「へ〜親父さんも外人なのか?」
「いや、父親は日本人」
吐き気がする。
あいつを父親と呼のが
「ならお袋さんだけが外人か!」
「…まぁね」
「なんかいいなぁ」
「何が?」
「ハーフっていいじゃん!」
「そぅ、なの?」
。