うんこたれぞうの大冒険
ウサギの誕生日パーティーが終わり数日後…たれぞうからオオカミに電話がありました。

たれぞう「ちょっと相談したいことがあるのですが時間とれませんか?」

オオカミはウサギさんとの事かな?と思いその日のうちにたれぞうと会うことにしました。

合流して喫茶店に入りオオカミは聞いた。

オオカミ「相談ってなに?」

たれぞう「実はウサギさんの事なんです。」

オオカミ「ウサギさんと何かあったの?」

たれぞう「…実は…ウサギさんがハムスターにチョッカイ出してるんです…」

オオカミ「!!!…いや、いや、いや…無いでしょ!」

たれぞう「本当なんです!それでボクもハムスターも迷惑していて…」

オオカミは信じられなかった。

ウサギとは毎日のように連絡を取り合っているし、何よりウサギは友達の彼女にチョッカイ出すような奴ではない。ましてやハムスターはウサギがたれぞうに紹介した相手である。

しかし、たれぞうの目も真剣でウソをついたりからかったりしている様子も無い。

たれぞうともウサギとも仲の良いオオカミは思いがけない話しに一瞬困惑したが、たれぞう・ウサギ・ハムスターの間に今までどんな事があったのか?何かおかしな点は無いか?
オオカミはとりあえずたれぞうの話しを最後まで聞いた。

しかし、たれぞうの話しを聞いただけではまったく解決策は見えて来なかった。

オオカミはすぐにでもウサギに連絡して事実を確認したい衝動にかられたが、「なるべく事を荒立てたくないので今日の話しはまだオオカミさんの胸のうちにしまっておいて下さい」というたれぞうの気持ちをくんでオオカミは1人モンモンとしながら家路についた。


たれぞうの衝撃の告白を聞いたオオカミを巻き込んで、たれぞう・ウサギ・ハムスターはこの先どうなっていくのか?

つづく
< 7 / 50 >

この作品をシェア

pagetop