光の姫は誰を選ぶ
あたしが怪しいと思う生徒は2人。担任の先生は気になるけどそれは先に潜入していた茶々木さんに任せよう。先生は先生同士でやった方がやり易そうだしね。
「やはりヒカリの方にやって来ましたか」
あたしの言葉にフウタ君は想像通りというようにニッコリと微笑んだ。
「なんであたしの方に寄って来るって思ったの?」
私じゃなくてフウタ君の方に寄ってきても変じゃないよね?
「それは光の能力が魅力的だからですよ」
光の能力が魅力的?
「光の能力だからって皆の能力と変わらなくない?」
だって光の能力というのはただの属性みたいなもんでしよ?
あたしの認識がそんな感じなんだけど…
フウタ君の方を見ると『あれ? 話してなかったっけ?』って顔をしながらあたしを見ていた。
この任務って、まさか…
「言われなくてもわかったみたいですね。今回の任務は調べるのではなくてヒカリを餌に誘きだそうって魂胆です」
フウタ君は楽しそうにニコニコと笑う。そんなフウタ君に冷ややかな目を送るあたし。
「そんなの聞いてないんだけど」
せめてもの反論というように呟くとフウタ君の表情はニコニコ笑顔から真剣な顔に変わった。
あたし、なんか変なこと言った?
「やはりヒカリの方にやって来ましたか」
あたしの言葉にフウタ君は想像通りというようにニッコリと微笑んだ。
「なんであたしの方に寄って来るって思ったの?」
私じゃなくてフウタ君の方に寄ってきても変じゃないよね?
「それは光の能力が魅力的だからですよ」
光の能力が魅力的?
「光の能力だからって皆の能力と変わらなくない?」
だって光の能力というのはただの属性みたいなもんでしよ?
あたしの認識がそんな感じなんだけど…
フウタ君の方を見ると『あれ? 話してなかったっけ?』って顔をしながらあたしを見ていた。
この任務って、まさか…
「言われなくてもわかったみたいですね。今回の任務は調べるのではなくてヒカリを餌に誘きだそうって魂胆です」
フウタ君は楽しそうにニコニコと笑う。そんなフウタ君に冷ややかな目を送るあたし。
「そんなの聞いてないんだけど」
せめてもの反論というように呟くとフウタ君の表情はニコニコ笑顔から真剣な顔に変わった。
あたし、なんか変なこと言った?