光の姫は誰を選ぶ
「ヒカリ。このバリアいつまで持ちますか?」
さっきまで黙って少女を見つめていたフウタ君があたしに尋ねてきた。
「今、力をこめたから…少しの間は大丈夫…」
それでも能力を使ってる為に疲れるわけだけど。
「それなら僕は一度ここから出ます」
フウタ君はそういうと右の手のひらに風を作りながらあたしが張ったバリアから外に出た。
あたしの作るバリアは外からの攻撃を防ぐためのもの。中から外に出ることは簡単に出来る。
「フウタ君! 一体何を?」
フウタ君が何を考えてるのか分からずにそう尋ねるのだけどフウタ君はあたしの方を一度見るとニッコリと微笑むと一言『あの子を気絶させます』そう呟くと少女に向かって作った風をかざした。
すると少女は風を恐れるようにフウタ君から距離をとる。
「光の能力は怖くないのにこれは怖いのですか?」
フウタ君はそう呟くと右手に作った風の玉を少女に放った。
少女は風の玉を跳ね返すように刀を構えた。
「後ろががら空きですよ」
フウタ君はいつの間にか少女の後ろにいて少女の首に手刀をし、少女は前に倒れこんだ。
さっきまで黙って少女を見つめていたフウタ君があたしに尋ねてきた。
「今、力をこめたから…少しの間は大丈夫…」
それでも能力を使ってる為に疲れるわけだけど。
「それなら僕は一度ここから出ます」
フウタ君はそういうと右の手のひらに風を作りながらあたしが張ったバリアから外に出た。
あたしの作るバリアは外からの攻撃を防ぐためのもの。中から外に出ることは簡単に出来る。
「フウタ君! 一体何を?」
フウタ君が何を考えてるのか分からずにそう尋ねるのだけどフウタ君はあたしの方を一度見るとニッコリと微笑むと一言『あの子を気絶させます』そう呟くと少女に向かって作った風をかざした。
すると少女は風を恐れるようにフウタ君から距離をとる。
「光の能力は怖くないのにこれは怖いのですか?」
フウタ君はそう呟くと右手に作った風の玉を少女に放った。
少女は風の玉を跳ね返すように刀を構えた。
「後ろががら空きですよ」
フウタ君はいつの間にか少女の後ろにいて少女の首に手刀をし、少女は前に倒れこんだ。