光の姫は誰を選ぶ
扉を開けるとピアノの前に座る女の子がいた。
目が前髪で隠れていて顔が見えない。
でもその容姿は見た覚えがあった。
あれは確か…
『桃瀬 響香には気を付けた方がいいよ…』
「貴女はあたしの後ろの席のひと!」
あたしの言葉に女の子は顔を上げてニッコリと微笑んだ。
あの子もあんな笑顔出来るんだ…ってそうじゃなくて!
「なんで貴女がここにいるの?」
「私? 私は巻き込まれたって感じ。
あっ! 申し遅れました。私は目黒 巫子(メグロ ミコ)って言います。
よろしくね。白原 ヒカリさん。いえ、光の姫って言ったほういいのかな?」
目黒さんはニヤッと口元を緩めて笑った。
あたしとフウタ君は驚いてしまい一歩後ろに下がる。
「ヒカリ。慌てずにまずは彼女が何者かを調べる必要があります。
貴女は彼女と話しながら気を引き付けて下さい」
フウタ君はポツリと小さな声で呟くとあたしから離れた。
「巻き込まれたってどういうこと?」
「どういうことってそのままの意味なんだけどな
そうそう。あなた達に能力があるように私にも能力があるんだ。
先読みの能力ってものがさ」
目黒さんはそう言うもいつの間にか目黒さんの近くにいたフウタ君の攻撃を意図も簡単に避けていた。
「そんなに殺気だてないで。私もあなた達と同じような目的でこの学園に来たんだからさ」
目が前髪で隠れていて顔が見えない。
でもその容姿は見た覚えがあった。
あれは確か…
『桃瀬 響香には気を付けた方がいいよ…』
「貴女はあたしの後ろの席のひと!」
あたしの言葉に女の子は顔を上げてニッコリと微笑んだ。
あの子もあんな笑顔出来るんだ…ってそうじゃなくて!
「なんで貴女がここにいるの?」
「私? 私は巻き込まれたって感じ。
あっ! 申し遅れました。私は目黒 巫子(メグロ ミコ)って言います。
よろしくね。白原 ヒカリさん。いえ、光の姫って言ったほういいのかな?」
目黒さんはニヤッと口元を緩めて笑った。
あたしとフウタ君は驚いてしまい一歩後ろに下がる。
「ヒカリ。慌てずにまずは彼女が何者かを調べる必要があります。
貴女は彼女と話しながら気を引き付けて下さい」
フウタ君はポツリと小さな声で呟くとあたしから離れた。
「巻き込まれたってどういうこと?」
「どういうことってそのままの意味なんだけどな
そうそう。あなた達に能力があるように私にも能力があるんだ。
先読みの能力ってものがさ」
目黒さんはそう言うもいつの間にか目黒さんの近くにいたフウタ君の攻撃を意図も簡単に避けていた。
「そんなに殺気だてないで。私もあなた達と同じような目的でこの学園に来たんだからさ」