記憶の中で…
ビクともしない。よーし、こうなったら…。
「こら、ナツキ!見せなさいよ!!」
脇腹をこちょこちょこちょ…くすぐってやった。
「おわ…何すんだよ!」
あ、起きた。
「見せて?」
可愛くニコッと笑うと、
「うっせーな。」
なんて言いながらアルバムを出してくれた。
「イケメンだから。見て驚け。」
「キャハハハ…自分で言う?どれどれ私のお眼鏡に叶うかなー?」
「あれ…これ中学生?今とそんな変わんないね。ちょっと幼い感じはするけど。」
「じゃあ、これは小学生だね。三年生位?本当だ、ちっちゃい。皆楽しそうだね。」
小学校一年生…幼稚園…。これで終わり?
「ねえ、赤ちゃんの頃とかのはないの?」
「あ…うん。5~6歳位からのしかない。」
「ふーん。」