天使の恋愛日記


「笑うなよ?」


「笑わないよ!仕事中だもん!」


「そっか…」


一瞬寂しげに視線を落とし
俯いたまま

「車のドアに腕挟んだ…」

と小さな声で言った――



私の体は小刻みに震えだした…



笑いをこらえきれず…




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