空っぽなマッチ箱。
独りよがりの筈無い。


勘違いなんかじゃない。



・・そう、伝えたい。


でも私は、伝えられない。


「答えてくれないよなぁ・・。
俺なにやってんだか」


『親』の時とは違う悩める様子で、
主人は頭を抱えた。
< 10 / 20 >

この作品をシェア

pagetop