ただ一人の魔法使い



科学特殊能力の材料…



んな物に…



『…なって堪るかぁあっっ!!!』



魔法で一発――――!!!



…………



『………あ……れ……?』



魔法が……



使えない…?



[残念ながら、この部屋に居る限り、君は能力を使えない。]



クククッと、上から笑った



『……これも研究の成果?』



[ああ。]



魔法が科学に押さえ付けられるなんて……



[…解剖等はしないから、安心しろ。ただし、……肉体的、精神的苦痛を与える場合はあるが。]



肉体的、精神的苦痛…



[…大人しくしていれば、直ぐに研究は終わる。……本当に直ぐにな…




ククク…



アハハハハハハッッ!!!]



『……………』




高笑いをしながら何処かに消えて行った厄名





< 107 / 267 >

この作品をシェア

pagetop