ただ一人の魔法使い
科学特殊能力の材料…
んな物に…
『…なって堪るかぁあっっ!!!』
魔法で一発――――!!!
…………
『………あ……れ……?』
魔法が……
使えない…?
[残念ながら、この部屋に居る限り、君は能力を使えない。]
クククッと、上から笑った
『……これも研究の成果?』
[ああ。]
魔法が科学に押さえ付けられるなんて……
[…解剖等はしないから、安心しろ。ただし、……肉体的、精神的苦痛を与える場合はあるが。]
肉体的、精神的苦痛…
[…大人しくしていれば、直ぐに研究は終わる。……本当に直ぐにな…
ククク…
アハハハハハハッッ!!!]
『……………』
高笑いをしながら何処かに消えて行った厄名