ただ一人の魔法使い



ユ「魅衣お姉ちゃん!僕に名前をくれたから…」



クルッ



ユ「お礼に、僕の能力を教えてあげるね!」



クルリッと一回転して、手の平を出したユラン君



『ユラン君の…能力?』



ユ「うん!」



シュウゥゥ…



『!!!』



ユラン君の手の上に何かが粉の様な物が集まってくる…



ユ「はい!どうぞっ」



ユランが手にしていたのは…



『…りんご……?』



真っ赤で美味しそうな



りんご



『……本物…?』



「本物だよ!食べてみて。」



『ぅ……ぅん……』



ガブッ



『……本物だ…』モグモグッ…



普通に美味しい…





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