ただ一人の魔法使い
『……開くの…?この部屋…』
ユ「暗証番号とこの研究所にいる科学者の身元確認カードが有れば入れるよ。」
………
『じゃあ、入れないんじゃ……』
ユ「入れるよ。魅衣お姉ちゃんが居るから。」
……私?
何で私が居たら入れるの?
頭の中で疑問を浮かべていると…
ユ「この扉、少しの隙間も無いような造りだから僕の能力では入れないんだ。でも、魅衣お姉ちゃんの能力は…」
『………あっ!!』
そこまで聞いて、やっと気付いた
ユ「魅衣お姉ちゃんの魔法特殊能力を使えばいいんだよ。」
魔法特殊能力は、大体の事は出来るもんねっ
そう納得して…
『…………
《固鍵破り》』
魔法を使った