ただ一人の魔法使い
『ユラン君……これ…』
ユ「…この光ね…?……科学特殊能力者の皆の……パートナー……ぅぅん……パートナーになれなかった…失敗作…」
『……失敗…作…?』
ユ「そして僕も…失敗作なんだ…」
ユラン君は、静かに呟いた
何を言ってるのか理解出来なかった
…失敗作?パートナーの?
ユラン君が失敗作?
『それ……どういう―――――――――――』
私のユラン君への問い掛けは
ユ「……ゴメンなさい…っっ」
ユラン君の声で、遮られてしまった