ただ一人の魔法使い
脱出?それとも…
空「やっと会えた!」
ニカッとして私を見た
『な…何で…ここに……』
ユ「…魅衣お姉ちゃん…この人……」
ユラン君は、かなり警戒気味で空海君を見た
…と言うより、睨んでいる、と言った方がいいかもしれない
『…この人は、空海君だよ。私のクラスメイト!』
ユ「…クラスメイト……?お姉ちゃんが前に話してた…」
『うん、私の友達!』
ユ「……………」
私のクラスメイトだと知ってか、警戒はしてるようだけど、睨むのは止めた
空「……その男の子は?」
…けど、次に空海君がユラン君を睨み始めた
普段の空海君からは予想も出来ないような表情で