ただ一人の魔法使い
シュンッ!!
『はい到着。』
空「ぉわぁぁあーーーーッッ!!!」
ドスンッ
頭から転がる空海君に対し
ユ「…大丈夫…?空海お兄ちゃん…」
綺麗に着地したユラン君
…差が凄いよ
『怪我ない?大丈夫?』
手を差し出すと、それを握った空海君
空「大丈夫大丈夫!!……それより、ここ……着いたのか?」
『そのはず……だけど…』
辺りを見回すと、
薄暗い部屋
沢山の機会
…………
空「旗は……?」
『旗……』
あの'新川救出大作戦隊ここに集結'って描いてた旗が無いかを確認するために、辺りを探ろうとした
と…
ガシャアァァァンッ…
『…今の………』
ユ「…あっちから聞こえた…」
何かが倒れる音